【WEEK10】~4P分析・市場調査編~ロジカル設計・資料制作スキル
~WEEK10~
「ロジカル設計・資料制作スキル」
【4P分析・市場調査編】
~サービス設計の流れ~
3C分析 | ⇒ | SWOT 分析 |
⇒ | 4P 分析 |
⇒ | デプス 調査 |
⇒ | ペルソナ 設定 |
⇒ | 市場 調査 |
話す内容
①4P分析とは?
➁市場調査とは?
①4P分析とは?
・Product(プロダクト:製品)
デザイン・ブランド名・パッケージ
・Place(プレイス:場所)
製品を市場に流通させる為の流通経路や販売する場所
・Price(プライス:価格)
市場で販売する上での価格。価格を設定する事で必然的に決定されてしまうのだが、ターゲット層ですので、慎重な検討が必要になる
・Promotion(プロモーション:販売促進)
市場の顧客ニーズを満たす製品を制作し、ターゲット層を決め、そのターゲット層に購入機会を提供できる流通・販売経路を確保
【例】カフェ
・Product(プロダクト:製品)
サラリーマンが多く、男性が多いからオシャレなメニューよりもボリューム重視。 女性取り込みの為、タピオカなどの競合にないメニュー提供。 企業イベントでの設定などの為、飲み放題パッケージも用意。
・Price(プライス:価格)
価格はランチはサラリーマン取り込みの為、ドリンクセット900円。 夜は競合が居ない為、客単価4300円程度を狙う
・Place(プレイス:場所)
オフィス街だからデリバリー想定。その為、デリバリーを宅配サービスと提携
・Promotion(プロモーション:販売促進)
忘年会のイベントシーズンで利用を取る為、LINE@登録でドリンク1杯無料。 ホットペッパーには、掲載しない予定。 クーポン配布
自社、競合の4P分析を比較し、細かく1つ1つ改善を行えば、必ず勝てる勝負。=徹底的にパクる戦略(TTP戦略)
自社 | 競合 | |||
Product | 豆にこだわり | 〇 | コーヒー種類 | × |
コーヒー種類 | 軽食少ない | |||
Price | ブレンドコーヒー500円 | 〇 | ブレンドコーヒー550円 | × |
Place | 駅3分 | × | 駅2分 | 〇 |
店内狭い | 店内広い | |||
テーブル安い | テーブル高級 | |||
Promotion | LINE@ | 〇 | LINE@ | × |
HP | HP | |||
インスタ | インスタ |
➁市場調査
→市場調査の前にデプス調査・ペルソナ分析
サービスを必要としている人の数×そのサービスに支払う金
=市場規模
【ニーズ調査】
・多くの人に「こんなサービスあったらどう?」とシンプルに聞くことが大事
・この際に必ずカテゴリー分けを行う
≪例≫主婦・サラリーマン・無職・30代男性&女性など色々な人に聞いてみる!
【デプス調査】
・上記のニーズ調査の中から、特定のニーズが確認できたカテゴリー層を呼び、5~10人程度に直接対面でヒアリングを行う。これには、必ずリラックスした環境で行う
↓その際に聞く順番は以下
①スモールトーク(日常会話でリラックスさせる。自分の事もよく話して相手に安心させる)
➁ライフスタイル質問(趣味や家族構成や職業や帰宅時間、出勤時間など、平日と休日で分けてその人の1日を聞き出す)
③ワンアヘッド質問(実際の年収や、家族の経済状況、ローンの残高など織り入った質問を行う)
④そこから、サービスに対しての意見を貰ったり、なぜ、必要・不必要だと思うのかなど、WHYを3回聞くような質問を繰り返す
*インタビュー中に重要なこと、ポロっと口にした言葉など必ずメモに残す
*必ず自分のサービスなどは最後に話す
【ペルソナ分析】
デプス調査を終えてみて、1番共通点がある部分を持つ人物像を勝手に作り出す
ペルソナ | ||||||||
× | × | 利用意向 | × | メンタルアカウティング | = | 市場規模 | ||
同様人物 |
【例】
30代子持ち主婦Aさんで、子供を朝に保育園に送った後は仕事。旦那は会社員で10時に帰宅する。仕事を16時に終え、17時に保育園に迎えに行くが、スーパーで買い物して料理するのが大変、このような主婦10人に対してデプス調査をした所、8名が宅配サービスを利用したいと言っており、このサービスは1か月の晩飯代5万の半分くらいなら払いたいと言っている。そして、この街には同じような主婦が2万人程おり、その為、このエリアによる市場規模は2万人×80%×2.5万人=月4億円程度の市場規模が予想される
→しかし、月4億円の市場規模が予想されたからといって、その予想通りに売れるわけがない!
イノベーター理論
新しいモノや商品を出した時に
→挑戦しようとする人(アーリーアダプター13.5%+イノベーター2.5%=16%)
→いつも通りの商品を買う人(残りの84%)
=8割の人間がいつもの商品を購入する
だから、ここで大事なのは、16%の人達をどれだけ満足さして、残りの84%の人達に口コミをして貰うのかが大事!!!